おせち料理の中身の口取りの意味と種類は何がある?

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お正月といえば、おせちをいただく家庭も多いと思います。

 

おせち料理にはお重の段ごとに詰める料理が決まっていて、一品一品に縁起の良い食材が入っています。

 

今回はその中でも、二の重(地域によっては一の重)に詰められている「口取り」についての意味や由来、その中に含まれる食材の種類や意味についてまとめてみました。

 

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おせち料理の中身の口取りの意味や由来

「口取り」とは「口取り肴」の略で饗膳(きょうぜん:お祝いごとやおもてなし料理の膳)でお吸い物と一緒に、最初に出されるお酒の肴の料理を意味します。

 

なので、最初はお酒のつまみになるものであったのが、次第に甘いものが含まれるようになり、大人から子供まで食べられる料理になっていったそうです。

 

おせち料理の口取りの中身の種類と意味

では続いて、口取りの中身の食材の種類と意味について紹介します。

 

熨斗鮑(のしあわび)

 

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あわびは今も昔も高級食材です。
おせちでもアワビが入っているのは、高級なものでもないとなかなか見ないですが(笑)

 

昔は生食はあまり行われず、アワビを伸ばして日干しすることで保存食のひとつであったが、のちに祝儀やめでたい時の贈り物の添え物として使われるようになりました。

 

今で言うお歳暮やお中元の熨斗(のし)は熨斗鮑(のしあわび)の略で、そこからの由来だそうです。

 

また、「三献の儀」というものがあり、「1に打鮑(うちあわび、2に勝栗(かちぐり)3に昆布(こんぶ)」の順番で食べることで、「敵をうち、敵に勝ち、喜ぶ」と言った意味合いで戦での勝利を祝う儀式に用いられていたそうです。

 

きんとん

 

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きんとんは金団と感じで書くように金の布団を意味し、金色に輝く食べ物から金塊や金の小判などをに例えられて金運や財運アップであったり、商売繁盛をもたらす食べ物であるとされています。

 

また、栗きんとんなど栗は、山の幸の代表とされるもので、保存食のひとつでもあります。

 

また栗のことを「勝栗(かちぐり)」と言って、勝ちに繋がる出陣や勝利を祝った縁起の良い食べ物とされています。

 

昆布巻き

 

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よく言われているものがダジャレでも聞くと思うのですが、「よろこんぶ」だと思うのですが、まさにそのとおりなんですね。

 

昆布にはニシンが巻かれていますが、「ニシン」は一回で3~10万個の卵を生む魚であることから「二親」つまり両親から子供がたくさん生まれるようにと「子生(こぶ)」と言われ、子孫繁栄を願ったものとされています。

 

先程の「よろこぶ」ですが、ニシン(二親)にかけて「養老昆布」と言われ、父母の不老長寿を願い健康で長生きできるようにとの意味合いも込められています。

 

また、巻くことで巻物を意味し、巻物は昔の書物であることから、賢くなれるようにとの意味合いもあるのだそうです。

 

紅白かまぼこ

 

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かまぼこの半円状の形は日の出(年神様)を意味し、お正月に食べるということは初日の出に食べるということで、新しい門出を迎えるのにふさわしく、おめでたいという意味があります。

 

紅白の色には、赤は魔除けを意味し、白は浄化や神聖を意味して、紅白はめでたさや喜びを象徴した色で縁起が良いものとされています。

 

昔は生魚の保存が難しく海から遠く離れた地域では食べられなかったために、かまぼこは白身魚をすりつぶしてでんぷんなどと一緒に練り合わせて加工し、そのような地域でも食べられるようになったものの、当時では一部の貴族にしか食べることが出来ないほどの高級品だったそうです。

 

そんな高級品のかまぼこを食べられるということで、縁起の良い食べ物とされていました。

 

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伊達巻

 

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「伊達」とは華やかでおしゃれであるという意味があり、昔のおしゃれな人達(伊達者)が着ていた服装(着物)に似ていることから伊達巻と呼ばれるようになったそうです。

 

ですから、おしゃれな人になれるようにとの願いが込められていると言うよりは、着るものにも困らないように一家の繁栄を意味していたそうです。

 

昔のなので、庶民の生活水準は今とはケタ違いに低いですから、まずは生活に困らないという願いのほうが大切ですよね。

 

また、伊達巻は白身魚のすり身を卵と混ぜて焼き、すだれで渦巻状に巻いた食べ物から、その形から昔の書物であった、巻物や反物(たんもの)に似ていることから、学問や習い事が成就するようにと知的な意味も含まれています。

 

錦玉子

 

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錦玉子はゆで卵の白身と黄身を別々に分けて裏ごしし、調味してから黄と白の二段に重ね入れ蒸した料理です。

 

白身と黄身の二色の色合いを金と銀を連想させ、この「二色」を「錦」と語呂合わせしているとも言われています。

 

金銀財宝や錦織りのあでやかさや華やかさは、お金に困ることのないように、あるいは出世するようにとの願いが込められています。

 

ちょろぎ

 

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ちょろぎとは「長老喜」や「千世呂木」などとおめでたい漢字が使われ、長寿健康を願った縁起の良い食べ物とされています。

 

最後に

今回は口取りで使われている食べ物の種類や意味についてまとめてみましたが、語呂合わせであったり、何かに例えてあったりとしていますが、すべて縁起の良いものとされていますので、食べる時にひとつひとつ意味を感じながら食べてみるのも良いですね^^

 

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