時間の単位の最小から最大までの長さ!刹那や一瞬は何秒なのか?

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何かと忙しい現代人は時間に追われる毎日を過ごしています。

 

私たちは時間で物事を区切ったりしていますが、よく使う時間の単位は秒、分、時間、日、週、年ですよね。

 

普段意識はしなくても、時間というものにはこうやって単位がありますが、他にも時間に単位はあるのか気になったのです。

 

例えば、「刹那」や「一瞬」とか。

 

調べてみると、実は知らない時間の単位はまだまだたくさんありました。

 

と言うことで、今回は時間の単位についてのお話ですが、時間の最小単位から最大単位まで調べてみましたので、お楽しみくださいね^^

 

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時間の単位の最小から最大までの長さ

時間という考え方の概念は奥深く、古代から現代まで未だにはっきりとは解明されておらず、それぞれ分野で異なった定義がなされているのが実情です。

 

ですが、時間というものはしっかりと存在しているから何とも言えないのですが、私達が日常の生活で時間の長さの単位を認識しているのは冒頭でも紹介した秒、分、時間、日、週、年だと思います。

 

それ以外でも、「刹那的」であったり、「一瞬」など実際にはどれくらいの長さはよくわからないけど、時間を表す言葉として使うこともありますよね。

 

では順番に時間の短い順番からの長さについてです。

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【刹那(せつな)】

1刹那 = 0.013秒(1/75秒)

刹那は仏教から伝わったもので、時間の単位の中で最小とされています。

 

ですが、刹那生滅(せつなしょうめつ)という考え方があり、1刹那の短い時間の中にも生滅、正確には生・住・異・滅の四つの段階(つまり過去・現在・未来などのこと)などがあると言われており、すべてのものはこれの繰り返しであると考えられています。

 

1刹那の間には、101あるいは900の生滅があると言われているそうです。

 

【念(ねん)】

1念 = 0.018秒

 

「念」とは仏教の大衆部「摩訶僧祇律」に継承されてきた律であり、「刹那」が仏教でも「大毘婆沙論」や「倶舎論」とは部派が違い、摩訶僧祇律では最小の時間の単位とされています。

 

一方では、1刹那と1念は同じとされていたり、「浄土論註(じょうどろんちゅう)」では1念=60刹那とされ、「仁王般若経(におうはんにゃきょう」では1念=90刹那とされています。

 

【瞬(しゅん)】

1瞬 = 0.36秒(20念)

 

【弾指(だんし)】

1弾指 = 0.864秒(1弾指=65刹那の場合)倶舎論より
1弾指 = 0.798秒(1弾指=60刹那の場合)華厳経探玄記
1弾指 = 1.08秒 (1弾指=60念の場合) 大智度論
1弾指 = 7.2秒 (1弾指=20瞬の場合) 摩訶僧祇律

 

弾指とは、仏教用語で指を一度はじくほどの短い時間とされていますが、同じ仏教用語でも宗派などによりかなり時間の長さが違っています。

 

【秒(びょう)】

1秒 =1秒

今現在の時間の最小単位で使われているものですよね。

 

【怛刹那(たせつな)】

1怛刹那 = 1.599秒(1怛刹那=120刹那)

 

【分(ふん)】

1分 = 60秒

1秒と同じで私達が日常で使っている時間単位です。

 

【臘縛(ろうばく)】

1臘縛 = 95.99秒(1臘縛=60怛刹那)

 

【羅予(らよ)】

1羅予 = 144秒(1羅予=20弾指)摩訶僧祇律の場合

「羅予」と「臘縛」の時間の長さは同じと言われている説もあります。

 

【刻(こく)】

1刻 = 864秒(14分24秒)百刻法での場合、1日=100刻

「刻一刻」など現代で使われる「一刻」は百刻法が使われており、1日を100刻に分けており、1日=24時間=86400秒なので、1刻は86400秒の100分の1の864秒となります。

 

他にも、「五十刻法」や「四十八刻法」などがあり、同じように1日が何刻で分けると言う考え方です。

また、1日=12辰刻に区切られるのはどの刻法も同じなので、1辰刻=2時間は共通ですが、1辰刻を刻で換算すると、それぞれの刻法によって異なってきます。

 

1辰刻=○刻○分となります。

最後の「分」は「ぶ」と呼び、今の1分(ふん)とは違う時間になります。

 

【牟呼栗多(むこりった)】

1牟呼栗多 = 2880秒(1牟呼栗多=30臘縛)

 

【須臾(しゅゆ)】

1須臾 = 2880秒(1須臾=20羅予)

須臾は摩訶僧祇律での呼び方で牟呼栗多は大毘婆沙論や倶舎論での呼び方でどちらも同じになります。

 

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【時(じ)】

1時間 = 3600秒

私達が日常で使う1時間のことです。

 

【昼夜(ちゅうや)】

1昼夜 = 86400秒(1昼夜=30牟呼栗多=30須臾=1日)

 

【日(にち)】

1日 = 24時間 = 86400秒

私達が日常で使う1日のことです。

 

【週(しゅう)】

1週間 = 7日

私達が日常で使う1週間、つまり7日間のことです。

 

【旬(じゅん)】

旬 = 10日

「しゅん」ではなく「じゅん」と呼び、「上旬」「中旬」「下旬」に使われると言えば、ピンとくるのではないかと思います。

 

【月(つき)】

月 = 28~31日

現在の太陽暦の1ヶ月のことです。

 

年(ねん)

1年 = 365日

1年のことです。

 

【世紀(せいき)】

1世紀 = 100年

今現在は21世紀ですが、1世紀は100年単位ですよね。

 

【劫(こう、カルパ)】

1劫 = 43億2000万年

劫は仏教の中でも、ヒンズー教の考え方から来ており、神々の1年を360太陽年(360年)とされています。

 

1劫=1000マハーユガとされており、1マハーユガ=4ユガとなっています。

 

で、ですね、この4ユガは不等長になっており、それぞれの1ユガは神々の4800年、3600年、2400年、1200年を表し、4ユガ=神々の12000年となります。

 

つまり、1マハーユガ=12000X360=432万年と言うことになり、1劫=1000マハーユガであることから、1劫=43億2000万年となります。

 

【中劫(ちゅうこう)】

1中劫 = 349京2413兆4400億年

八大地獄の中で最も恐ろしいと言われる無間地獄の刑期が1中劫と言われています。

 

【大劫(だいこう)】

1大劫 = 2垓7939京3075兆2000億年

1大劫は「成劫(じょうこう)」「住劫(じゅうこう)」「壊劫(えこう)」「空劫(くうこう)の4つが宇宙の生滅の1サイクルを構成し、それぞれが20中劫からなっています。

 

つまり、1大劫=80中劫という事になり、年数で表せば2垓7939京3075兆2000億年となります。

 

1大劫で火災・水災・風災の3種類のうちのどれかで宇宙が壊滅すると言われております。

 

【64転大劫(ろくじゅうよてんだいこう)】

その名前の通りで64回大劫が起こるというもので、宇宙壊滅のメカニズムであり、壊滅を引き起こす災害は火災・水災・風災の3種類ある中の64回目に唯一起こる「風災」で1つの周期とされています。

 

最後に

時間の単位を調べてみると、思った以上に種類があり、とても奥深いものでした。

 

時間の概念の中心は仏教から来ているものが多く、お釈迦様の凄さを感じさせずにはいられないものでしたね。

 

この東洋的な思想にはスピリチュアルな部分と、神秘的な部分があり、西洋思想とは異なるものがありますよね。

 

西洋思想だと、物理学や量子力学の世界が入ってくるので、突き詰めていくとSF的な感じになっていくと思います。

 

また、今回は時間の単位についてでしたが、ひとまとまりになっているものがなかったので、どれだけの需要があるのか分かりませんが、雑学のひとつとして参考になれば嬉しく思います^^

 

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